トップ矢印スクエア矢印紙は楽し

シェリーズカフェ
Vol.33 紙は楽し
 

紙は楽し


本や新聞、包装紙、ティッシュ、紙容器、照明・・・
紙は、本当に生活のいたるところに使われていますよね。
障子や襖の文化である日本人にとって、紙は住まいの
一部でもあり、紙の無い生活は考えられません。
生活必需品である紙ですが、同時に、その素材感や色、
1枚の紙から広がる創造性は、私たちを魅了します。
美しい紙を見ると、何だかワクワクしてしまうのは、
きっと私だけではないはず・・・。



紙の記憶を辿って思い出されるのは、「わら半紙」。
今ではほとんど見かけませんが、学校で勉強していた頃、
教室で配られる紙のほとんどが、わら半紙でした。
しばらく経つと黄色く変色するし、薄いからすぐに破れる。
シャープペンシルの先で穴をあけてしまったり、
消しゴムで消したら破れたり・・・ありましたよねぇ。
実は、稲藁を使った環境に優しい紙らしいのですが、
環境問題など、まだ頭になかった小学生時代、
テストの時にだけ配られる、きれいな絵が印刷がされた
白い上質紙がとても好きでした。きれいな紙だと、
字まで上手に書けるような気がして、やけに
テストが好きだったのを覚えています(笑)。



懐かしい「書き初め用紙」は、冬の紙。
袖を、床を、墨で汚さないよう気をつけながら、 ストーブの時代に、窓の結露にも気をつけながら、
何枚も何枚も、課題の字を練習していましたっけ・・・。



一方、夏を思い出すのが「模造紙」と「ラシャ紙」。
模造紙は、ご存知、自由研究の発表に用いられる大型紙。
(B紙、大洋紙、広用紙など、地方によっては模造紙と
呼ばないところもあるようですね、驚きました。)
模造紙には、夏休み終盤の苦労の思い出が・・・。
この研究が先生の目に留まると、2学期になってから
更に研究を進め、厚手のラシャ紙にまとめて仕上げます。
研究とともに、発表用紙もグレードアップというわけです。
(もちろん、ほとんどの年が模造紙どまりでした。)
ですから、私の中でいつしか、ラシャ紙は、
高等な紙、優等生の紙という印象になっていったのです。
似た質感の色画用紙を見ると、今も思い出されます。

高校時代には、教科書の堅い表紙が気に入らず、
カレンダーの写真やイラストをカバーにしてみたり、
透明なビニールカバーに和紙を挟んで教科書を覆ったり、
そんなことを、ささやかな楽しみにしていました。
お気に入りなら、少しは勉強もはかどるかしらという、
淡い期待ですね(笑)。むろん、はかどりはしませんが、
それでも、大いに気分を癒してくれたように思います。



字を書くのが好きで、文房具が大好きだった少女が、
文房具店で、デザイン豊富な紙製品に、吸い寄せられる
ように見入っていたのは言うまでもありません。
(詳しくは文房具に関するこちらのエッセイでどうぞ♪)
様々なデザインのレターセットがその代表格。
紙に何かを綴ることが、単に伝達のためだけでなく、
自分自身を癒す作業にもなっていたのでしょう。
とにかく、よく手紙を書きました。



社会人時代は、仕事で常に膨大な量の紙に囲まれ、
紙に残される情報への責任、そのストレスと戦う日々。
淡々と消費するだけで、紙そのものを楽しむ余裕は
ほとんどありませんでしたが、そんな時代を経て、
ようやく今、純粋に、紙の楽しさ、美しさを
感じられるようになってきた気がしています。



今、我が家にあるのは、コピー用紙、色画用紙、半紙、
それに、色鮮やかな無地や伝統柄などの折り紙各種、
透け感が美しいトランスパレントペーパー、
便せんだけれど、他にもいろいろと使えそうな、
可愛らしい、または粋な、美しい柄の洋紙の数々。
並べてみたら、まぁ、紙屋さんのよう・・・(笑)。
100円ショップなどで、ある程度の品質のものが
手軽に買えるようになった影響も大きいと思います。



様々な表情の質感、豊富な色、柄・・・。
丁寧に字を書いたり、思いつくまま絵筆を走らせたり、
あるいは折って、可愛らしい小箱に仕上げたり。
娘のお絵描き、おもちゃ作り、記念日のカード、
七夕やクリスマスなど季節の飾り、アルバムの台紙、
来客時のランチョンマットやコースター、ラッピング・・・
描いて、折って、切って、貼って、包んで、敷いて、
並べて、飾って・・・、とにかく使い道は無限。
何か素敵にする方法はないかしらと、困った時には、
それこそ、『困ったときの“紙”頼み』です(笑)。
折り紙の小さなピアノに指をのせて、
楽しそうな表情で弾き真似をする娘を見るたび、
紙ってすごいなと、心から思うのです。
最近は、写真をまとめるスクラップブッキングでも、
また一段と、紙の力に魅せられている私です。



今年もまた、あちこちで華やかな和紙を見かける
お雛様の季節になりました。友人との雛祭りランチに
どんな紙を活躍させようか、考えるのも楽しみです♪
情報の多くをパソコンから得られるようになり、
手紙のほとんどがメールに変わった今日この頃ですが、
それでもやはり、紙は無くすことのできないもの。
便利なだけでなく、さりげなく私たちを守り、
助け、楽しませ、癒してくれる、素晴らしい存在。
物の豊富な時代で、こんなにも贅沢に紙を楽しめる
今だけれど、だからこそ、紙の素晴らしさを見直し、
紙を生みだす自然への感謝の念を忘れずに、
過ごしていきたいものですね・・・。



一見、紙で出来ているとは信じ難い、箸置き。幼稚園のバザーでみつけた、器用なお母さんの手作り品です。そういえば、お祝い事に欠かせない水引も紙でできていますね。

新年会の前菜のプレートを再現。(食べ物は再現できませんでしたが)黒や赤の漆器の代わりに手持ちの食器と色画用紙でなんとなくお正月テイストに。色が透けるガラスの器を生かし、おちょこなどに盛りつけてみました。実は新年会本番には思いつかなかったのですが、お気に入りは半紙で作った箸袋。手持ちのスタンプで「HAPPY NEW YEAR」のメッセージを入れてみました。お徳用の割り箸もセンスアップ&グレードアップ。文言や色を変えれば、違うシーンも楽しめますね♪

こちらはお正月のおやつプレート(これも中身が無いのが残念ですが)。ぜんざいや和三盆菓子などを、なんとなくお正月らしいマットにのせて。半紙をマットに使うのも私のお気に入りです。折ったり書いたり、工夫の余地があって汚れても気にならない。子供に絵を描いてもらうのもいいですね。このマット右上には、赤い菱形の紙の上に干支のネズミシール、左下にはスタンプで「2008」。おやつの容れ物には、折り紙の小箱、しつらえも遊びの要素がいっぱいです♪

紙と言えば、先日お友達から可愛らしい切り絵を頂きました。本当なら額に入れて飾りたいところですが、あいにくちょうど良いものがなかったので思いついたのが竹ザル。このザルには、娘の陶芸作品が石のようにゴロゴロと入っていたのですが、竹や土(陶器)などの自然素材と紙がマッチしたのか、違和感なく落ち着いたので、しばらくこのままに。

紙好きの私。紙に目がないとはいえ、並べてみたらけっこうな量で、紙屋さんのよう? 左は色画用紙、色和紙、柄和紙など。右は、ロウ引き紙、便せん、折り紙など。色合わせ、柄合わせは、センスの見せ所。ラッピングに使うか、テーブルに使うか、折るか、切るか・・・とにかく用途は無限! 紙って楽しい♪

こちらでは、身近な日常を綴ったエッセイを毎月お届けしています。何気ない事から雑貨やインテリアの話など「うんうん、あるある」で気軽に読んで下さいね。

過去のエッセイはこちら


エッセイ&フォト AyaYamaura
ショップスタッフを経てシェリートライフルのホームページ製作担当に。現在は子育てに奮闘しつつ、在宅でメールマガジン、サイト製作の一部を担当


Aya's Blog&HP

Blog:【桜日和】
娘との日々、暮らし

ママとベビーのHAPPY DAYS

HP:【ママとベビーのHAPPY DAYS】
ベビーサインで楽しい
赤ちゃんとの毎日♪

SERCH:keyword

インテリアカテゴリー
新商品
再入荷
インテリア
テーブルウェア・陶器・グラス・キッチン小物
ファブリック・布製品・タオル
リラックス・キャンドル・香り・バスグッズ
デコレーション・花・アクセサリー・ブラスハンドル
フェア・セール
サービス
お問合せ

インテリアショップのセキュリティ

実在性の証明とプライバシー保護の為、日本ベリサインのサーバーIDを導入しSSL暗号化通信を実現しています。